こんにちは!フロルです🌻
ある程度の月齢になってくると考え始める“離乳食のこと”
生まれてから今までミルクや母乳しか口にしてこなかったわが子に、初めて食べ物を与えるということは親として緊張や不安が出てくるものです。
2人目以降であっても、離乳食について再度勉強している方も多いのではないでしょうか。
私の場合、第1子が離乳食中にアレルギーを発症したため、2人目以降は特に気を遣いました。
この記事では
- 離乳食を開始する時期
- 離乳食をすすめていく上で気をつけること
- アレルギーに注意したい食材
についてまとめています。
そろそろ離乳食を始めたいと思っている方、必見です!
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離乳食の開始時期
ミルクや母乳以外から栄養を摂るために練習をする食事のことを『離乳食』と言います。
離乳食を始める時期は、生後5〜6ヶ月頃が目安です。
なぜこの時期?
月齢が小さいうちは胃腸が未熟のため、生後5〜6ヶ月頃が適齢と言われています。
また、適齢よりも早く始めることは、アレルギー発症のリスクを高めることになるため避けましょう。
また、5ヶ月頃を境に母乳の栄養が失われていきます(特に鉄分)。
足りない栄養分を補給するためにも、食べる練習は必須です。
開始を遅らせればアレルギーは発症しない?
「アレルギーの発症が怖い」等の理由で、離乳食の開始を遅らせる方もいますが、そのようなことは避けましょう。
開始時期を遅らせることで、アレルギー発症を抑えるということはありません。
離乳食開始のサイン
生後5ヶ月になり、「はい始めましょう!」というわけではありません。
生後5〜6ヶ月頃になり、下記のような行動が見られたら離乳食開始のサインです。
- 周りの人が食べている物に興味を示す(ジッと見る、口を動かす等)
- よだれが出始める
- 上半身がしっかりしてくる(首がすわる、寝返りする、支えると座れる)
- スプーンを口に入れた時、舌で押し出さない
このような成長が見られたら、離乳食の開始を検討しましょう。
成長には個人差があり、生後6ヶ月頃になっても上記のようなサインが見られないこともあります。
そのような場合は無理に始めず、サインが出てくるまでゆっくりと成長を見守りましょう。
初めて食材の3原則
初めての食材にチャレンジする際、3つのことに気をつけて進めていきましょう。
これから紹介する3つのことに気をつけることで、万一アレルギーが発症しても症状を軽減することができます。
1種類だけ与える
初めて食材を複数摂取して症状が出た場合、どの食材が原因なのか特定することが難しくなります。
1回の食事で初めて口にする食材は、『1種類』だけにしましょう。
小さじ1から与える
初めて食材がアレルゲンだった場合、多く摂取してしまうことでアレルギー反応が重篤になる可能性があります。
まだ食べたそうにしているからと、おかわりを与えてしまうのは危険です!
食後すぐに症状が出ていなくても、時間が経ってから症状が出ることもあります。
初めて口にする食材は『小さじ1』から始めましょう。
その日1日問題が無ければ、翌日以降から小さじ2、小さじ3・・・と順に増やしていきます。
午前中に与える
何かあった時、『すぐに病院へ行ける時間帯』に与えます。
午前中・平日・土曜など、かかりつけの小児科や最寄りのアレルギー科が開いている時間帯がベストです。
夜間や休日など、通常病院の開いていない時間帯は避けましょう。
特に注意したい3大アレルゲン
『小麦』『卵』『乳製品』
この3つは、乳幼児期でのアレルギー発症がとても多い食材です。
離乳食で与える際、特に慎重にすすめていく必要があります。
小麦
7ヵ月頃からOK。
食パンなど、食材によっては6ヵ月頃から可能なものもあります。
卵
3大アレルゲンの中で最もアレルギーの発症が多い食材です。
卵白に含まれているタンパクが、主なアレルギー反応の要因であるため、卵黄よりも卵白での発症率が高くなります。
卵黄→卵白→全卵の順で、慎重にすすめていきましょう。
発症を軽減するため、しっかりと火を通した固ゆでがベストです。
- 卵黄:7ヵ月頃からOK
- 卵白:卵黄をクリアしたら、9ヶ月頃からOK
- 全卵:卵黄、卵白どちらもクリアしたらOK
※全卵について
全卵は『1歳で1/2程度』与えて良いとされています。
月齢が小さいうちは、量にも注意しましょう。
乳製品
7~8ヵ月頃からOK。
牛乳は、少量ずつ料理に使用して与えましょう。
牛乳をそのまま飲み物として飲めるようになるのは、1歳を過ぎてからです。
その他のアレルゲンにも注意
『特定原材料7品目』と『特定原材料に準ずるもの21品目』の計28品目のアレルゲンにも気をつけましょう。(R2年8月現在)
アレルゲン28品目は、こちらの記事に一覧が載っています↓↓
最後に(*^^*)
- 離乳食は、5~6ヵ月頃から、サインが出始めたら開始する
- 初めて食材は1回の食事で『1種類』『1さじ』を守り、『病院の開いている時間帯』に与える
- 三大アレルゲン『小麦』『卵』『乳製品』は開始時期や摂取量を守り、特に注意してすすめる
これらのことに注意して離乳食をすすめることで、万が一アレルギーが発症してしまっても重篤な症状になる可能性が軽減されます。
“うちの子はアレルギーとは無縁”と思っている方もいるのでは・・・?
私自身がそうでした。
しかし、アレルギーは今や現代病とも言われており、親や兄弟がアレルギーでなくても発症することがあります。
離乳食を与えるうえでは、「少し神経質」なくらいが丁度良いと私は考えます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌻
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