こんばんは!フロルです🌻
保活を始めるとき、「そもそも保育園・幼稚園・こども園の違いが分からない」と思いませんでしたか?
調べてみるけど、どれも難しい内容ばかり・・・。
最近では待機児童問題も有り、「とりあえず近い所から申し込もう」という方も少なくありません。
それも1つの方法ですが、保育園・幼稚園・こども園では教育内容や保育時間、料金などが異なります。
- 価格を抑えたい!
- 預かる時間が長い方が良い!
- 就学前の教育に力を入れたい!
など、ご家庭よって「こうしたい」という思いがあると思います。
せっかく入園させるなら、そんな思いを叶えられる園が良いですよね!
私は子どもが3人いますが、保育園・幼稚園・こども園それぞれに入園しました。
今回の記事では、その経験をもとにそれぞれの違いについてまとめています。
園選びをする際、是非参考にしてください!
どんな園があるの?
一口に保育園・幼稚園と言っても、細かく分類されています。
また、どこが運営しているかによって、教育方針やカリキュラムが変わってきます。
保育園
- 認可保育園:市町村が運営している「公立」と、社会福祉法人やNPO法人が運営している「私立」がある
- 認可外(無認可)保育園:民間が運営
幼稚園
- 公立(市立)幼稚園:市町村が運営
- 私立幼稚園:民間が運営
- 国立幼稚園:国立大学が運営(受験有り)
こども園
- 認定こども園:市町村や社会福祉法人が運営
市町村じゃない所が運営・・・何が違うの?
① 独自のカリキュラムや教育方針を取り入れている園がある
例)勉強に特化している、運動に特化している など
お子さんが何かに興味を持っていたら、このような園に通うことによって個性を伸ばすチャンスになります!
② 保育料が園によって異なる
市町村が運営している施設は、各家庭の収入・子どもの年齢・在園中の兄弟児の有無によって市町村が算出します。
民間など市町村以外が運営している施設は、その園によって保育料が決まっています。
わが家の場合、認可外保育園(民間)で0歳児45,000円、2歳児30,000円程でした。
独自のカリキュラムと取り入れている施設だと、それだけ値段もドンっと上がります。
保育料の無償化スタート!(2019年10月~)
3~5歳児は全員対象となりますが、0~2歳児は一部の子どものみとなっています。
無償化により、3~5歳児の保育料は基本無料ですが、全く支払いがないわけではありません。
給食費、保護者会費、行事費などは支払う必要があります。
金額は園によって異なりますが、わが家の場合だと給食費だけでも月6,000円ほど支払っています。(3歳児)
避けては通れない「認定区分」
申込みをする際、「1号認定、2号認定」など聞いたことはありませんか?
保育園、幼稚園、こども園に申し込むとなると、市町村からの『認定』が必要です。
この認定区分によって、申込できる園も変わってきます。
何だか難しそう・・・と思う方も多いと思いますが、きちんと理解しておきましょう!
1号認定:3歳以上で、保育を必要とする事由に該当しない家庭の子ども
2号認定:3歳以上で、保育を必要とする事由に該当する家庭の子ども
3号認定:3歳未満で、保育を必要とする事由に該当する子ども
※ 3歳未満で、保育を必要とする事由に該当しない場合は認定がもらえず、申し込むことができません。しかし、「一時保育」は利用することが可能です。
保育を必要とする事由とは?
- 就労
- 妊娠・出産(産後6ヵ月まで)
- 保護者の病気・障害
- 同居者の介護・看護
- 求職中(3ヶ月間)
- 就学中(職業訓練校含む)
- 虐待やDVのおそれ
- その他市町村が認めた場合
これらの理由がある場合は、保育を必要としていると認められます。
そして、どの場合においてもその状況を証明するための書類を提出する必要があります。
主な対象年齢
保育園:0~3歳の2号・3号認定児
幼稚園:4~5歳の1号・2号認定児
こども園:0~5歳の1号・2号・3号認定児
幼稚園は基本2年間ですが、3歳児から受け入れをしている3年間のところもあります。
こども園は、保育園として運営している施設、幼稚園として運営している施設、保育園と幼稚園の両方をあわせ持った施設などが存在します。
施設によって方針が異なり、全ての施設が0~5歳児まで受け入れているわけではありません。
保育時間
主な保育時間はこのようになっています。
保育園:約11時間(朝~夕方まで、延長有り)
幼稚園:約6時間(朝~14時頃まで、延長の有無は園による)
こども園:約11時間(朝~夕方まで、延長有り)
※ 注意 ※
1号認定の場合、保育時間が異なります。
こども園:通常の保育時間より2時間程短縮
幼稚園:基本的に延長は利用できない
それぞれのメリット・デメリット
保育園
保育士が勤務しています。
ざっくり言うと『預かる施設』
メリット
- 長時間預かってもらえる
- 0歳児~受け入れしている(生後6ヵ月以降)
- 給食がある
- 園と協力してトイレトレーニングができる
- オムツからパンツへの移行が早い
デメリット
- 家庭で過ごす時間が短い
- 初めてのことを見ることができない
- 病気をもらいがち
幼稚園
幼稚園教諭が勤務しています。
ざっくり言うと『教育施設』
メリット
- 学習が身に付く(ひらがな、数字など)
- 小学校との交流が多い
- 帰宅後習い事に行く時間がある
デメリット
- 長時間預けられない
- お昼寝時間がない
- 給食がない(弁当持参)
- 給食ではないため、色んな食材を食べる機会がない(弁当に工夫が必要)
- 保護者参加が多い(朝読み聞かせ、調理実習手伝い、行事手伝いなど。ほとんど平日)
こども園
保育士+幼稚園教諭が勤務している。
0~2歳児は『預かる施設』、3~5歳児は『教育施設』
メリット
- 保育園、幼稚園両方の機能を持っている
- 多年齢児との交流ができる
- 兄弟で同じ園に通うことができる
- 給食がある
デメリット
- 幼稚園と比べると教育レベルはやや低めだが、必要知識はある程度身に付く
- 0~2歳児、3~5歳児で行事日程が異なることがある
実際に通わせて感じたこと
実は、兄弟が同じ園に通う、別々の園に通う、このどちらも経験しました。
まずは、その時に感じたことをご紹介します。
【 同じ園に通った場合 】
メリット
- 送り迎えが同時にできる
- 兄弟がいる安心感
- 行事が一緒
- 体操着などおさがりが使える
デメリット
- 保育参観がゆっくり見られない(クラスを行き来する必要がある)
- 片方が休む場合、もう片方を休ませないといけないような空気感
行事や保育参観が同日に行われるかどうかは園によっても異なりますが、同日だった場合は何かとバタバタします。
しかし、兄弟が同じ園に通っているのが安心ようで、園に慣れるのは早かったです。
【 別々の園に通った場合 】
メリット
- 片方が休んでも、気にせず預けることができる
- 他の園の特色を知ることができるなど視野が広がる
デメリット
- 行事が別々で、把握するのが大変
- 体操服など違うため、おさがりしづらい
1カ所の園しか利用していなかったら、その園のことしか分かりません。
しかし、別々の園に通うことでこういう園もあるのだなと視野が広がりました。
他にも、保育園に通っている子と幼稚園に通っている子とでは、生活面も教育面も幼稚園に通っている子の方が成長しているように感じました。
しかし、「保育園だから」「幼稚園だから」ということはなく、これは園によると言えます。
なぜなら、同じ保育園に通っていても園が異なるというだけで、成長に差を感じた部分もあったからです。
園の特色や関わる先生方など、保育環境の違いで子の成長に大きく影響することが分かりました。
見学や体験入園の際に見たり聞いたりしてみることで、これらの情報を集めることをオススメします!
あとは、疑問点があれば電話で聞くのも良いですね。
電話の応対の仕方で、どういう園なのかある程度分かります。
最後に(*^^*)
《 まとめ 》
保育園は『預かる施設』
対象年齢:0~3歳の2・3号認定児
保育時間:約11時間(朝~夕方まで、延長有り)
こんな方向け!
- 預かる時間が長い方が良い
- 共働き、フルタイムで働いている など
幼稚園は『教育施設』
対象年齢:4~5歳の1・2号認定児(3歳児~受け入れ可の園も有り)
保育時間:約6時間(朝~14時頃まで、延長の有無は園による)
こんな方向け!
- 日々の行事などに積極的に参加したい
- 教育に力を入れたい など
こども園は『預かる施設』+『教育施設』
対象年齢:0~5歳の1・2・3号認定児
保育時間:約11時間(朝~夕まで、延長有り)
こんな方向け!
- 兄弟一緒の園に入れたい など
一概にここが良いとは言えませんが、子どもに合った園を選択できると良いですね!
「この園は、本当にわが子に合っているのか・・・」
いま一度よく考えてみましょう(*^^*)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌻
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