枯死卵と診断され、流産手術を受けました

ベッド 雑記
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こんばんは!フロルです🌻

普段マタニティ記事も書いているため、今回の記事は正直書くことを悩みましたが、個人的に記録に残したいので書きます。

今後同じような診断を受けた方の参考にもなると思います。

  

※気分を悪くしてしまう方もいるかと思います・・・

 苦手な方はご注意くださいm(__)m

  

実は、枯死卵と診断され、流産手術を受けました。

枯死卵と診断された時の症状や流産手術の流れ、その後の経過などについてまとめます。

   

枯死卵とは

「こしらん」と読みます。

今回診断されて初めて聞いた言葉でした。

妊娠初期の段階で、胎嚢(胎児の入る袋)の中に胎児がいない、心拍が確認できない、成長しなくなってしまった状態のことを言います。

妊娠検査薬では陽性反応になり、病院でも胎嚢が確認できるため「妊娠」となります。

  

枯死卵は、胎児の染色体の異常が原因と言われています。

「この子の運命だから、見守ることしかできないよ」

と産院で言われました。

原因が母親にあるわけではないため、どうすることもできず、防ぐこともできません。

   

症状はあった?

生理2~3日目くらいの量の出血と腹痛、腰痛がありました。

前回の生理からちょうど1ヶ月後に出血し始めたため、完全に生理だと思っていました。

しかし、2週間経っても終わらない出血・・・

何かがおかしいと思い、産婦人科を受診しました。

   

切迫流産の診断

生理だと思い込んでいたら、まさかの妊娠。

出血は「切迫流産」が原因でした。

出血量も多く、このまま流れてしまう可能性が高いとのこと・・・。

この日は止血剤、抗生剤、痛み止めを処方され、1週間後再診となりました。

また、強い痛みがありレバーのような塊が出たりした場合には、すぐに救急を受診するよう説明もありました。

   

再診までの1週間

10円玉くらいの塊が出たり、生理痛のような痛みがあったり・・・

3~4時間おきに大きいナプキンを変えなければいけない状況が続きました。

また、ムカムカとつわりのような症状も見られたのですが、再診2日前にピタリと無くなりました。

   

再診へ

心拍が確認できず「枯死卵」の診断を受けました。

さらに、胎嚢は出口(子宮口)の方へ向かっているのが分かりました。

「このままにしていたら自然と流れると思うが、その場合どのような状況になるか分からない。そうなる前にきちんと処置しましょう」

自然と流れた場合、大量出血や強い痛みに襲われ兼ねないとのこと。

そうなる前に、処置(手術)しましょうという提案でした。

行うのは「流産手術」です。

  

手術は2日後

手術をするのは2日後と決まりました。

手術の承諾書をもらい、手術の説明を受けます。

  • 手術6時間前から絶飲食
  • 朝一で来院
  • 手術承諾書を忘れずに持って来る
  • 全身麻酔を使用するため、帰りは迎えが必要
  • 手術自体は10分~15分程で終わるが、その後の経過観察や麻酔が切れるまでの時間を入れてトータル3時間くらいかかる

この日は貧血が見られたため、手術前夜までの鉄剤を処方されて帰りました。

  

手術当日

朝一で来院します。

~当日の流れ~

  1. 体重、体温、血圧を測る
  2. 手術承諾書を提出
  3. 安静室へ案内
  4. 手術着へ着替える
  5. ホルモン注射等を打つ
  6. 血管の確保(点滴開始)
  7. 検診台へ移動する
  8. 血圧測定器を装着(定期的にチェックするため)
  9. 足を検診台に固定
  10. 腹部より下に手術布がかけられる
  11. 静脈麻酔(全身麻酔)開始
  12. ≪手術の間、記憶無し≫
  13. 手術終了を告げられる
  14. 体調の確認、血圧測定
  15. 検診台を降り、安静室へ戻る
  16. 安静室で休む(抗生剤点滴中)
  17. 約1時間後、口から水分を摂取できるか確認
  18. 点滴が終わったら点滴を抜く
  19. 2~3時間ほど休み動けるようになったら着替える
  20. 抗生剤、鉄剤、子宮収縮剤、痛み止め等が処方される
  21. 問題が無ければ帰宅

当日は帰宅後も安静にして過ごします。

体調が良ければ、食事を摂ることも可能です。

膣にガーゼが入っているため、夕方頃自分で抜き取ります。

日からは通常通り生活をしても構いませんが、無理は禁物です!

   

術後の注意点

術後、子宮が収縮するため痛みを伴いますが、自己判断は禁物です!

もし、大量出血や強い痛みが現れた場合は、すぐに病院へ連絡しましょう。

  

出血が治まり術後2回の検診が済むまでは、感染防止等のため湯船に入ることは控えましょう。

約3週間は、シャワーのみの入浴となります。

また、夫婦生活も同様に控える必要があります。

妊活については、1度生理を見送ってから判断しましょう。

術後1~2ヵ月で生理は再開します。

   

静脈麻酔(全身麻酔)体験談

麻酔で眠るってどういう感覚なのだろう・・・

正直、とても怖かったです。

検診台の上では震えが止まりませんでした。

「今から麻酔を入れますね。1から10までゆっくりと数を数えて、ずっと声を出していてください」

よくドラマとかで見る「いーち、にーい、さーん・・・💤」ってやつです!

  

言われた通り数を数えます。

「いーち、にーい、さーん・・・・・・・・、じゅう」

((あれ、数え終わったけど?w))

「もう1回、1から数えてみてください」

「いーち、にーい、さーん・・・・・・・しーち・・・!!!?」

7まで数えた所で、景色がグワンッとなりました。

それから終わったと声を掛けられるまでの記憶はほとんどありません。

その間は寝ていたのだと思います。

でも、何かされている感覚(違和感)は少しありました。

痛みなどは全く感じません。

術後はふらつきがとても強く、誰かに支えてもらわないと歩けない状態です。

何とか安静室に戻り布団に横になると、まだ麻酔が効いているためすぐ眠ってしまいます。

2~3時間ほど休むと、水分も摂れてだいぶ動けるようになりますが、しばらくは動くと立ちくらみのような状態が続きました。

  

最後に

術後翌日から出社してみたものの、半日でふらつきや腹痛を感じ早退・・・。

3日間くらいは、活動量が多いと子宮収縮による腹痛を強く感じることがありました。

出血は少量ありましたが、私の場合は術後1週間で治まっています。

可能であれば、術後数日間はゆっくり過ごしましょう。

心も体も思った以上にダメージは大きいです

絶対に無理だけはしないでくださいね(^^)

  

最後まで読んでいただきありがとうございました🌻

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