こんにちは!フロルです🌻
アレルギーっ子を預けるとなると、アレルギー対応している園を見つけなければなりません。
その中で最も心配なことと言えば、『食事面』だと思います。
- 給食のアレルギー対応をしているのか
- どのアレルギーに対応できるのか
- 対応の仕方(除去食なのか、代替食なのか) など
私の長女には3大アレルギー(小麦・卵・乳製品アレルギー)があります。
過去にアナフィラキシーを起こしたこともあり、園探しは様々なことを園に確認しながら、とても慎重になりました。
そこで、この経験を活かしアレルギーっ子が安心して園生活を送るために、確認しておきたい4つのことについてまとめました。
お子さんにアレルギーがある、アレルギーの疑いがあるという方向けの記事となっています!
アレルギー対応『有』の園を探す
まずは、アレルギー対応を行っている園を探さなければなりません。
これは、役所からの情報や園のホームページなどを見て探すことができます。
ただし、何アレルギーに対応できるかなどの詳細は載っていません。
詳細については、直接園に問い合わせましょう!
電話や入園前の面談(面接)などで、詳しく話を聞くことができます。
次の項目からは、実際に私が園に直接確認したことの中から、確認しておきたい4つのことについて紹介します。
その1 何アレルギーに対応しているのか
アレルギー対応『有』となっていても、全てのアレルギーに対応しているわけではありません。
何アレルギーに対応できるのか、確認しておきましょう。
また、アレルギー対応していても、度合いによっては受入れできないという園もあります。
私も実際に「そのアレルギーに対応はしているけれど、重度の子は・・・」と断られたことがありました。
園に詳細を確認する際、子どものアレルゲンや度合いについても説明しておくと安心です。
例)
- 何アレルギーがあるのか
- どのような症状が出るのか
- アナフィラキシーを起こしたことがある など
その2 給食でのアレルギー対応は可能か
アレルギー対応が可能な場合、除去食なのか代替食なのか確認をしておきましょう。
園の対応によっては、家庭からの持ち込みが必要になることがあります。
また、給食でのアレルギー対応が難しいとなった場合は完全弁当となります。
毎日お弁当を作るのは難しい・・・というご家庭は、給食での対応が可能な園を探しましょう。
除去食の場合に確認したいこと
- 除去分の持ち込みが必要か
- 持ち込んだ場合の管理の仕方(保管場所など)
※ 管理の仕方については、完全弁当の際も確認をしましょう!
代替食の場合に確認していこと
- 牛乳の代わりはあるのか
- 全てにおいて代替食が可能なのか
長女の通っていた園では、パン→白米を提供、牛乳→パックのお茶を提供という対応でした。
米粉パン好きの長女にとっては、みんながパンなのに自分だけ白米・・・と落ち込んでいました。(その後、園のご厚意により米粉パンを導入)
また紙パックのお茶は、毎日水筒でお茶を持って行っていたため、提供してもらうことはありませんでした。
時々あるジュースの日だけ、アレルゲンOKなジュースの場合は、提供してもらうという形をとりました。
どこまで置き換えが可能なのか、どういった置き換えをするのか、入園前に確認しておくと良いでしょう。
その3 薬の管理は可能か
アレルギーっ子は、軟膏・シロップ・エピペンなど、薬を所持している子がほとんどです。
症状が重篤な子ほど、いざという時のために持ち歩く必要があるため、登園時に持って行かなければなりません。
園での管理は可能か聞いておきましょう。
私は今まで、2通りのやり方を見てきました。
① カバンに入れたままにしておく
メリット
- 持ち帰り忘れがない
デメリット
- 夏場の室温が心配
- 子どもの手が届く場所にあり危険
② 登園時に職員が預かり、降園時に返却する
メリット
- 子どもの手が届かない
- 薬を正しい室温で管理できる
デメリット
- 持ち帰り忘れがある
②は持ち帰り忘れがあり、夏場の休日だとクーラーがつかないため、薬がダメになってしまうことがありました。
しかし、子どもの手が届く場所にあるのは危険です。
なるべく②の方で交渉することをオススメします。
冷蔵庫保管がOKで何個も処方されるようなシロップなどに関しては、園用に1つ渡しておくのも良いでしょう。
そうすることで登降園時に受け渡しをする手間が省け、持ち帰るのを忘れる心配もありません。
使ったら補充することを忘れないようにしましょう!
エピペンを所持している場合
- 使用方法を知っているか
- 職員によるエピペンの管理が可能か
この2点は必ず確認しておきましょう!
軟膏やシロップと違い、エピペンは注射薬です。
必ず子どもの手の届かない場所で管理してもらいましょう。
その4 他にアレルギーの児がいるのか
過去にいたのかも含め、現在も他にアレルギーの子がいるのか私は確認しました。
理由として、アレルギーっ子を対応したことのある園だと知識や経験があり安心して預けることができるからです。
また、他にアレルギーっ子がいることで「あの子も自分と同じように代替食を食べていた!」と、自分1人だけ・・・という寂しさが軽減されているように感じました。
対応したことのある園だから絶対大丈夫!というわけではありませんが、全く未経験の所に預けるより安心感があるのではないでしょうか。
たしかに、未経験でもしっかり勉強されている園もあります。
しかし、実際に経験しているのとしていないのとでは、いざ症状が出た時に対応できるかどうかというところで差が出るように感じます。
アレルギーの児がいるかに加え、エピペンを使ったことがあるかなどについても私は確認しています。
その他、入園が決まってから確認したこと
無事に入園が決まったら、今度は細かい部分を確認しておきましょう。
この項目では、私がどんなことを確認したのかご紹介します。
アレルゲンによっては必要のないものもあると思いますが、参考になれば嬉しいです。
<その他、確認したもの>
- 他園児にアレルゲンの物が提供される時の席位置(接触でも症状が出るため)
- 使用している石鹸(牛乳石鹸NGのため)
- 掃除時の注意点(こぼれた牛乳などに触れないようにする等)
- 園外保育時の薬の管理(先生による持ち歩き)は可能か
- 揚げ物油など調理時にコンタミの心配はないか など
牛乳石鹸や揚げ物油に関しては、驚かれることが多いです。
まさか日用品にアレルゲンが入っているなんて!と思うのも無理はないですよね。
また揚げ物油に関しては、何度か使ってから交換している所がほとんどです。
その日にアレルゲンの物が使われていなくても、以前同じ油でアレルゲンの物を揚げていたらアレルギー症状が出てしまいます。
そのような細かい点も含め、園と面談を重ねながら確認作業を行っていきましょう。
最後に(*^^*)
この記事のまとめ
まずは、アレルギー対応「有」の園を探す
≪確認しておきたい4つのこと≫
- 何アレルギーに対応しているのか:全てのアレルゲンに対応しているわけではないため。子のアレルゲンや度合いについても伝えましょう。
- 給食でのアレルギー対応が可能か:除去食なのか代替食なのかによって持ち込みが必要な場合も。代替食ができる園では、どのような置き換えになるのかまで確認しましょう。
- 薬の管理は可能か:子の手が届く所にあるのは危険。職員による管理が可能か確認しましょう。
- 他にアレルギーの児がいるか:過去にいたのかも含め確認。経験のある園だと安心感もあります。
その他、確認しておきたい細かい部分については面談を重ねましょう。
実際に預かると先生方から気になる点が出てくるため、入園前よりも入園してからの面談が多かったです。
また、預ける側としても「これはどうなんだろう」とあれこれ気になる点が出てきます。
お互い疑問点はそのままにせず、何度も対話を重ねて情報共有していくことが大切です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌻
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