【体験談】園や学校でのアレルギー対応〜どこまでお願いしている?〜

面談 アレルギー
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こんにちは!フロルです🌻

 

アレルギーっ子が幼稚園や小学校へ通う場合、どのようなアレルギー対応をしていくのか先生方との面談が行われます。

私の長女にもアレルギーがあり、入園・入学前から先生方との面談を重ねてきました。

 

「どこまでお願いして良いのだろう」「ここまではお願いし過ぎかな」と考える方もいるかと思います。(私もそうでした)

しかし、アレルギーは命に関わる問題…遠慮する必要はありません。

子どもが安全に過ごすために必要だと感じるのならば、遠慮なく伝えましょう。

 

この記事では、私が実際にお願いしたことと、それに対してどのような対応をとってくれたのかについてまとめています。

アレルゲンや度合いによっては必要のない部分もあると思います。

また、幼稚園や小学校によって対応できる範囲が異なるので、あくまで参考にしていただけたらと思います。

 

長女のアレルギーについて

改めて、長女のアレルギーについて説明します。(R2年12月時点)

  • 小麦、卵、乳製品、犬、ダニアレルギー有り
  • エピペン所持(その他、シロップと軟膏も所持)
  • 過去にアナフィラキシーを起こしたことがある
  • 完全除去中
  • 接触でも症状が出る(粘膜に触れれば、アナフィラキシーの可能性有りとの診断)

比較的重度のアレルギー体質です。

 

次の項目からは、そんな長女を通わせるにあたってお願いしたことと、実際のアレルギー対応についてお話します。

 

給食・おやつ時間の対応

食べられる物はなるべく提供してほしい

重度のアレルギーと言うと、「完全弁当」を提案されました。

たしかに、完全弁当であればコンタミなどの心配はありません。

しかし、本人の希望もあり食べられる物に関しては提供してもらうことになりました。

幼稚園では代替食での対応が可能でしたが、小学校では除去食のみの対応となっています。

小学校では一度にたくさんの給食を調理しなければならないため、代替食対応のできない学校がほとんどです。

3大アレルギーだと食べられるメニューは数少ないですが、1品でも食べられる日は嬉しそうに登校して行きます。

 

席の間隔を開けて欲しい

アレルゲンとの接触を防ぐため、アレルゲンメニューが提供される日に限り、席の間隔を開けるようお願いしています。

幼稚園でも小学校でも、アレルゲンメニューがある時は教卓近くで先生と隣同士で食事をとっています。

その際、お友達との間隔は、1m程開けているそうです。

 

コンタミに注意してほしい

調理や提供時のコンタミにも注意して頂く必要があります。

揚げ物油は、何度か使用してから新しい油へ変えている所がほとんどです。

以前アレルゲンの物を揚げていた油で揚げ物をしてしまうと、アレルギーが発症してしまいます。

また、アレルゲンの物に触れた箸や手で触れないようにする等、細かいですが見落としやすい部分でもあるためしっかり伝えましょう。

 

掃除時間の対応

アレルゲンへの接触を避けてほしい

アレルゲンの食べこぼしを拾う、牛乳を拭くなどの行動はアレルギーを発症します。

幼稚園の時は、雑巾がけはせずホウキを担当していました。

小学校に上がってからは、専用の雑巾を作り、比較的安全な場所(靴箱やロッカー等)を掃除しているそうです。

専用の雑巾がある理由は、共有だと牛乳を拭いている可能性などがあるため、それらによる接触を防ぐためです。

雑巾を洗う時もみんなと同じバケツは使わず、直接流水で洗っています。

 

園外・校外活動での対応

薬を持ち歩く

遠足や体験学習などに出かける際、出先でアレルギーを発症する可能性があります。

万が一の時に備えて、学校から離れる時は薬一式(エピペン、シロップ、軟膏)の持ち歩きをお願いしています。

一応本人でも持ち歩けるように準備しているのですが、幼稚園でも小学校でも先生方が管理して持ち歩いています。

そして、薬と一緒にウェットティッシュも持たせています。

アレルギーの症状が出た時、接触した可能性のある部位を洗い流す(又は拭く)必要があります。

しかし、どこにでも水道があるわけではないため、すぐに拭き取れるようウェットティッシュがあると便利です。

 

症状が出た時の対応

接触部位を洗い流し、安静に過ごす

アレルギーらしき症状が出たら、接触した可能性のある部位の洗い流しをお願いしています。

洗い流しが難しい場合は、濡らしたタオルなどでの拭き取りを行います。

また、衣服に付着した場合は衣類も着替えましょう。

症状が治まるまでは、横になるなどラクな姿勢で安静に過ごします。

また、症状が治まった後も再度症状が出る可能性があります。

アレルギーを発症した日は暴れず室内でゆっくりと過ごさせ、定期的に様子観察をお願いしています。

 

薬を服用させる(必要時)

自作のアレルギー対応表に添って、必要であれば薬の服用をお願いしています。

判断が難しい場合は、私(又は夫)へ連絡を入れてからの服用となります。

明らかに症状が重篤な場合は親ではなく、救急への連絡を優先しています。

詳しくはこちらの記事参照🌻【まとめ】この症状はアレルギー?判断に迷った時に役立つ!観察ポイントや症状別対応の仕方

 

写真を撮る(必要時)

アレルギーの症状が出た時、写真に残しているととても助かります。

症状の出初め、ピーク時など、何枚か写真があるとイメージしやすく病院を受診する際にも役立ちます。

 

些細なことでも知らせてほしい

初めのうちは、どんな些細なことでも連絡が来ます。

しかし、慣れてくると先生方からではなく本人から「目が腫れた」などと聞くこともありました。

帰宅後、何かある可能性がゼロではありません。

電話でなくてもメモでも良いので、些細な症状も知らせてもらえるととても助かるということを伝えています。

 

薬の管理について

幼稚園や学校用として置いておく

薬一式を、普段からカバンの中に入れて持ち歩いています。

それとは別に、薬が足りない、持って行くのを忘れたなどに備えて、幼稚園や学校用として預けています。

これは持ち帰ることはなく常に置いてあるもので、使用したら補充するという形をとっています。

 

室温に気をつける

幼稚園や学校用の薬はもちろん、本人が持ち歩いている薬に関しても温度管理に注意が必要です。

特にエピペンはデリケートな薬品で、15度~30度で保管しなければなりません。

直射日光に当てない、室温が高い時は冷蔵の保冷剤を入れるなどの対応をお願いしています。

 

最後に(*^^*)

幼稚園や学校の先生は、アレルギーの専門医ではありません。

どんなに細かいことでも、しっかりと伝えましょう。

特に未就学児や低学年の場合は、未だ自分で判断することが難しく、周りが気をつけて守っていく必要があります。

どこまで対応できるかは幼稚園や学校によって違うので、面談を重ねて最善の策を練っていきましょう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌻

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