こんにちは!フロルです🌻
・親がアレルギー体質だと、子どもはアレルギーになる
・上の子にアレルギーがあると、下の子もアレルギーになる
・子どもがアレルギー体質なのは、妊娠中の生活に問題がある
このような話を、聞いたことはありませんか?
こういう話によって、自分を責めてしまう親も少なくありません。
では実際、どうなのでしょうか・・・?
親がアレルギー体質
親がアレルギー体質の場合、子どもへ遺伝してしまう?
答えは、「遺伝する可能性もある」です。
遺伝する確率
- どちらか片方の親がアレルギー体質:約30%
- 両親共にアレルギー体質:約50%
「両親共に」となると、それだけ確率も上昇します。
上の子がアレルギー体質
上の子がアレルギー体質の場合、弟妹もアレルギー体質になる?
答えは、「NO」です。
ただし、上の子のアレルギーが親からの遺伝の場合は、下の子がアレルギーになる可能性もあります。
妊娠中の生活
妊娠中の母親の生活によって、アレルギー児になることもある?
答えは、「その可能性もある」です。
コチラでも説明しているように、食生活や環境が影響し、アレルギー体質になる場合があります。
特に、妊娠前~妊娠初期の生活に影響を受けやすいと言われています。
しかし、過度に問題のある生活でもしない限り影響はありません。
あまり神経質になりすぎないようにしましょう(*^^*)
私の家族のアレルギー事情
うちの長女は、アレルギー体質です。
では、家族は・・・?
夫:鼻炎、喘息有り
私:寒冷性蕁麻疹有り
長女:小麦・卵・乳製品・犬・猫・ダニアレルギー有り、喘息有り
長男:無し
二女:無し
夫婦共にややアレルギー体質なのかな・・・?とも思ったのですが、
「アレルギーに関しては、遺伝の可能性はかなり低い」と主治医より言われました。
以上のことから、遺伝の影響はそれほど無く、上の子があるから下の子も・・・というわけではないと分かります。
ちなみに、私達の家族(親兄弟)にアレルギー体質の人はいません。
同じアレルギーになるとは限らない
遺伝でアレルギー体質となった場合、
親が卵アレルギーだから、子どもも卵アレルギー
というように、同じアレルゲンに反応するとも限りません。
また、症状も異なります。
親が蕁麻疹程度だから、子どもも蕁麻疹程度
なんてことはありません!
同じアレルゲンだったとしても、全く別のアレルギー反応が起こる可能性が十分にあることを覚えておきましょう。
周りにも正しい知識を
周りから
「少しなら大丈夫」
「食べさせていたら、強くなる(食べられるようになる)」
「心配しすぎ(神経質になりすぎ)」
などと言われたことはありませんか?
私はあります。
それも身近な人達から言われ、とても傷つきました。
たしかに、訓練をして食べられるようになる子はいます。
しかし、アレルギーは人によって症状の出方が異なります。
あの子が大丈夫だから、この子も大丈夫というわけではありません。
また、その日の体調によっても症状が変化します。
そして、最悪の場合命に関わるということを周りにもきちんと理解してもらいましょう。
家族や学校関係者等、その子に関わる全ての人達と正しい知識を共有することで、子の命が守られより過ごしやすい環境へと変わります。
本人にも学ばせる
大人の見ていない所で、子どもはとんでもないことをしてしまうことがあります。
お弁当のおかずを交換する
お菓子をあげる(もらう)
アレルゲンの物に接触してしまう など
では、どうすれば良いのか・・・?
それは「本人に学ばせる」ことです。
- 一緒に買い物へ行って商品を見せながら教える
- 日常生活の中で食べられる物、食べられない物を見せながら教える
- 触れてはいけないもの、気をつけるべきことを教える
- 何のアレルギーなのか伝える
- 特定のアレルゲンによってどのような症状が出るのか教える
- アレルギーを発症した際の対処法を伝える
このようなことを日頃行っていくことで、本人が意識して気をつけるようになります。
子どもは、ずっと親元にいるわけではありません。
将来困らないためにも、毎日の生活の中で少しずつ「意識付け」を行っていきましょう!
うちの長女の場合、
4歳:何アレルギーなのか言えるようになる
5歳:これは食べられる?と大人に聞けるようになる
6歳:食べられる商品が分かるようになってきた
と、現時点ではこのような状況です。
まだまだ本人の意識が足りない所もあるので、日々勉強しています(*^^*)
最後に(*^^*)
「アレルギーは親の責任」などと言われますが、そんなことはありません!
遺伝の可能性も100%ではないです!
子どもにアレルギーが分かると、つい自分を責めてしまいがち・・・
でも、今日からはプラスに考えてみませんか?
大変なことになってしまう前に、アレルギーが分かって良かった✨
アレルギーがあっても食べられる物はたくさんある✨
人一倍食事に気を使うようになり健康的✨
アレルギーだからって、悪いことばかりではありません!
私は、SNSを始めて思ったことがあります。
それは・・・
アレルギーを持っている方は、意外とたくさんいる!
同じようにアレルギーで悩んだ方が、アレルギーに関する情報を発信している!
もっと早くSNSを始めていれば良かったー!と思います。
私自身も、経験や得た知識をもとに、少しずつアレルギーに関する情報を発信します。
1人で悩まず、多くの情報を味方につけてアレルギーと向き合っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました🌻
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