こんにちは!フロルです🌻
子どもがうまれ、ようやく家に迎えると「とにかく可愛くて仕方ない」ですよね!
一方、ママを見てみると
- 何だかイライラしている
- 情緒不安定になっている
などと感じたことはありませんか?
それらには理由があります。
そして、産後数ヶ月の大事な時期に夫がどれだけサポートするかによって、今後の夫婦仲が大きく変わると言っても過言ではありません。
特に、何もかもが初めての第1子の時は『精神面』でのサポートが重要です。
では、どんなサポートをしたら良いのか・・・?
3度の出産を経験した私が、産後必要としたサポートについてお伝えします。
この記事を読むことで、産後のママの気持ちを知ることができます。
これからパパになる方、パパになったばかりの方、是非参考にしてください!
産後のママは満身創痍
出産を終えたママは、身も心もボロボロの状態です。
では、実際にどのくらいの損傷を負っているのでしょうか。
身体面
出産を終え胎盤が剥がれた後、子宮の壁には30センチほどの丸い傷が残ります。
これは、大怪我を負っているのと同じ状態です。
そのため、産後のママは体が元の状態に戻るまでの6〜8週間、安静に過ごす必要があります。
この期間のことを「産褥期(さんじょくき)」といいます。
出産後に起こる体の変化
- 子宮収縮
妊娠で大きくなった子宮が一気に元に戻ろうとし、後陣痛で痛みを伴います。元の状態に戻るまで、約6週間かかります。
- 母乳の分泌
胸がパンパンに張り、カチカチの状態になります。上手くコントロールしていかないと、乳腺炎になり発熱や痛みを伴うことも。さらに、慣れない授乳で乳首は傷だらけになり、授乳のたびに悶絶するほどの激痛が襲います。
- 出産で負った傷の痛み
普通分娩であれば会陰が、帝王切開であれば腹部の手術痕が、しばらくの間痛みを伴います。
- 悪露(おろ)
胎盤が剥がれた痕からの出血が、約1ヶ月続きます。
- その他にも、抜け毛、頭痛、肩こり、腰痛、腱鞘炎、貧血などがあります。
精神面
妊娠中、多量に分泌されたホルモンが出産することで無くなり、今度は母乳を作るためのホルモンが一気に分泌され始めます。
このホルモンの急激な変化によって、気持ちが不安定になります。
出産後に起こる心の変化
- わけもなく泣き出す
- 赤ちゃんが可愛いと思えない
- 何をするにもやる気が出ない
- 些細なことですごく傷つく
- 孤独感や責任感で押しつぶされそう など
決して赤ちゃんが可愛くないわけではありません。
出産して休む間もなく子育てが始まり、急激な体の変化に心身ともに追いつかない状況なのです。
「産後うつ」とも言われますが、最悪の場合命に関わると言っても過言ではありません。
“そのうち治まるだろう”と安易に考えず、しっかりとサポートしましょう。
パパは、ママの救世主です!
産後ママが必要とするサポート
産後、サポートが必要だということは分かっていただけたと思います。
でも、“どんなサポートをすれば良いのか分からない”と思った方も多いのではないでしょうか?
3度の出産を経験した私が「こうして欲しかった」「してもらって助かったこと」について伝授します!
話を聞く
女性は話をすることでストレスを発散したり、不安定な気持ちを落ち着かせたりします。
(逆に男性は、そんな状況だと黙り込んでしまうそう・・・不思議ですね!)
しかし、日中赤ちゃんと2人きりだと話し相手がいません。
パパが仕事から帰った後、日中のできごとや赤ちゃんのことについて耳を傾ける時間を作りましょう。
また、「大変だったね」「ありがとう」と労わってもらえるのも嬉しいです。
1回でも多くオムツを換える
新生児のオムツ換えは1日に15~20回ほど。
換えたかと思ったら、またすぐ出して・・・の繰り返しです。
オムツ換えのプロになってやる!くらいの勢いで、1回でも多く換えましょう。
赤ちゃんをお風呂に入れる
産後、前屈みになって(又は、しゃがんで)赤ちゃんを沐浴するのは大変です。
「お風呂に入れるのは怖い」というパパも多いですが、回数を重ねればコツをつかめます!
しかし、お風呂に入れるだけで満足しないよう注意しましょう。
“準備から着替えまで”が沐浴です。
ママの体調が落ち着いてきたら、パパが沐浴、ママが着替えと役割分担をしても良いですね。
赤ちゃんとふれあう
ママから「ちょっと見といてー!」と言われ、赤ちゃんの横に寝転がって携帯を触ってはいませんか?
それは、面倒を見ていることにはなりません。
赤ちゃんに話かけたり抱っこしたりと、しっかりコミュニケーションをとりましょう。
“泣いていないから大丈夫”と放置していては、赤ちゃんの機嫌もママの機嫌も損ねます!
そんなパパにありがちなこと・・・『泣いたらママにバトンタッチ』
泣いたときにあやすことができますか?
ママも最初からできたわけではありません。
ママじゃないと泣き止まないというのは違います。
時間をかけてあれこれ試行錯誤を繰り返し、抱き方や対処法を学んでいます。
パパにもきっとできるはず、諦めずに向き合いましょう。
ママに休む時間を与える
赤ちゃんがうまれてから24時間365日育児がスタートします。
「赤ちゃんとずっと一緒にいて羨ましい」「ずっとゴロゴロできて良いな」などと思うパパもいるのではないでしょうか。
まさか、「仕事で疲れて帰って来たんだから休ませてよ」なんて言ってないですよね!?
赤ちゃんは昼夜問わず頻繁に起き、ママはまとまった睡眠がとれません。
背中センサーが働き始めると、寝ても置くことすらできなくなります。
眠たくても眠れない、すぐに起こされる、ずっと抱っこ・・・
ずっと気が張り詰めた状態で精神的にも疲れ、“少し離れたい”と思うときもあります。
そんなとき、パパが見てくれたらとても助かります!
寝る時間と、子どもから離れる時間を少しの間でも良いので作ってあげましょう。
家事育児は分担する
ママが家事をできるようになるのは、早くても出産から3週間後です。
その間はパパの腕の見せどころ!
産後3週間経ち、少しずつ家事ができるようになってきたら、パパの出番終了~!ではありません。
家事と育児の両方をママに任せていては、心身共につぶれてしまいます。
そのため、夫婦で役割分担をすることが大切です。
これまで家事をやってこなかったパパも、親になったことをきっかけに始めてみてはいかがでしょうか?
子どもが大きくなったら、一緒に家事をするのがコミュニケーションの1つにもなります。
パパは夜泣きが聞こえない問題
産後ママは少しの音にも敏感になり、赤ちゃんが動いたりぐずったりするとすぐに分かるようになります。
ママが素早く対応してくれることもあり、夜泣きに気づかないパパが多いです。
夜暗い中いつ寝るか分からない赤ちゃんのお世話・・・ママにとっては気の遠くなる時間で、寝ているパパについイライラしてしまうのも事実です。
だからといって、夜赤ちゃんが起きた時にパパも一緒に起きるというのは間違っています!
なぜなら、パパもママも寝不足になってしまうからです。
パパが起きるならママは寝てもらう、ママが起きるならパパは寝てもらうと、交代で睡眠をとるようにしましょう。
パパが夜起きることが厳しいのであれば、次の日仕事が休みの時に交代で見ることをオススメします。
最後に(*^^*)
子どもがうまれると生活がガラリと変わります。
慣れない育児、全く眠れない日々・・・
始めのうちは赤ちゃんの可愛さに癒されて気付かないのですが、日が経つとドッと疲れがやってきます。
夫婦で共倒れにならないよう、協力して家事育児をこなしていきましょう。
ただ1つ注意してほしい点があります。
それは、この記事に挙げたことを「全てしてほしい」と言っているわけではありません。
“1つでも多くサポートしてもらえたら”ママはとても助かりますといった紹介です。
産後少しの間だけサポートするのではなく、継続的にサポートしてもらえたら嬉しいです。
しかし、頑張りすぎて仕事に支障が出てしまわないよう気を付けましょう。
無理のない範囲で、上手くママをサポートしてあげてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌻
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