子どもの虫歯と全身麻酔歯科治療

歯ブラシ 子育て
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こんちには、クロウです🦅

先日6歳の長女が虫歯の全身麻酔治療を受けました。

決して望んで全身麻酔歯科治療を受けたわけではありません。

全身麻酔で治療せざるを得ない状況だったのです。

  • なぜ全身麻酔をするに至ったのか?
  • いざ全身麻酔歯科治療へ
  • 全身麻酔歯科治療を検討している方へ

以上を順序立ててお話ししていきますので、

是非参考にしてください。

なぜ全身麻酔治療をするに至ったのか?

長女の虫歯が見つかり、早速近所の歯医者へ連れていきました。

その歯医者では子どもの虫歯について、

乳歯は生え変わるので、治療をするのではなく虫歯の進行を遅らせる

という治療方針でした。

府に落ちず他にも2カ所回りましたがどこも同じでした。

「こういうものか。まあ乳歯は生え変わるし大丈夫か。」

と軽い気持ちで毎月近所の歯医者に通っていました。

しかしある日、突然長女が歯の強い痛みを訴えたのです。

日曜でかかりつけは休診だったので、手当たり次第開いている歯医者に連絡をしました。

しかし、4、5カ所電話しましたが返ってくるのは

「そこまで虫歯が進行した子どもは診れない。専門に診てもらってくれ。」

というもの。中には「小児歯科」を掲げているところもありました。

結局その日は小児歯科専門の歯医者も予約がいっぱいで診てもらえませんでした。

次の日、少し家から遠い小児歯科専門の歯医者へ連れていき私たちは絶句しました。

乳歯といえど虫歯を放置してはいけない。進行を遅らせるという治療はあり得ない。娘さんの虫歯は既に神経まで達しており、このままでは永久歯にまで影響を及ぼす。また、虫歯が多数あり一度に治療するのは困難。状況からして全身麻酔を使って一気に治療を終わわせるのが賢明。

との診断を受けたのでした。

いざ全身麻酔歯科治療へ

上記の診断を受け、私たちは悩みました。

全身麻酔であれば確かに1日で終わり、長女の心理的負担も最小限に抑えられます。

しかし気になるのが高いリスク。

最悪命にも関わる事ですし、長女はアレルギー体質という事もあって、

一般の人よりもアナフィラキシーショックを起こす確率が高いかもしれない。

しかし以下の理由により全身麻酔歯科治療を決意。

虫歯は治らない

虫歯を放置することも生命に関わることがある

信頼できる先生方だった

なにより痛がる長女をこれ以上ほっとけない

麻酔の先生より再度、全身麻酔歯科治療のリスクと絶飲食の説明を受けました。

いざ治療日当日。

13時からの治療に備え、7時から食事を制限し、11時から飲み物も制限します。

13時、長女と一緒に手術室に入り、

「大丈夫、怖くないよ」

と手を握りながら麻酔で眠りゆく長女の姿を見守ります。

この時は生きた心地がしません。

人生で一番緊張し、恐怖を感じる瞬間でした。

3時間後、治療は無事に終わり、麻酔から覚めた長女も1時間程で歩けるように。

その日の夜から通常通りご飯を食べることができるようになりました。

全身麻酔歯科治療を検討している方へ

※ここからは不安を煽るかもしれないので自己責任でご覧下さい

全身麻酔が必要な事情であれば仕方ないと思います。

しかし、望んで受けるものではないです。

私自身、実は全身麻酔歯科治療にそこまで悲観的ではありませんでした。

「寝てる間に治療が終わるならラッキーじゃん!」

と軽い気持ちがありました。

しかし前述したように、いざ麻酔を受ける我が子を目の前にすると生きた心地がしません。

何かあったらと思うと怖くて仕方がありません。

前もって先生から説明がありますが、全身麻酔は呼吸まで止めます。

人工呼吸器を付けますが、一度我が子の呼吸が止まると考えるだけでゾッとします。

「もし呼吸が戻らなかったら?」

「呼吸が戻ってももし目を覚まさなかったら?」

数々の不安が押し寄せてきます。

こんな思いはもうしたくありません。

そして誰にもこんな思いをして欲しくないのでブログに残しました。

もし私のように軽い気持ちで我が子の全身麻酔歯科治療を考えている方がいて、

この記事を読み、少し思いとどまり、慎重に考えるキッカケになれば幸いです。

最後に

これは虫歯を甘くみた私たち夫婦の大きな失態です。

最後までご覧下さった皆さんにお伝えしたい事が2つあります。

子どもの虫歯は専門の歯医者へ連れていき、すぐに治療して下さい。

安易に全身麻酔歯科治療を選択しないで下さい。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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